Googleアドセンス審査に通らない？
実際に通過するまで試したことを解説

2024/08/30
2024/08/30

Googleアドセンス審査とは

Googleアドセンスの審査は、ウェブサイトに広告を掲載するために必要な手続きのことです。審査は割と厳しいため、多くのウェブサイトが初回審査で通らないことがよくあります。

この記事では、Googleアドセンスとは何か、そして審査の流れについてと実際に通過するまでに試したことを紹介します。

Googleアドセンスとは？

Googleアドセンスとは、Googleが提供する広告配信サービスで、サイトに広告を表示して収益を得ることないができるプログラムです。

このサービスを利用すると、サイトに訪れるユーザーの興味や関心に基づいて広告が自動で表示されるため、高いクリック率と収益が期待できます。

しかし、この収益を得るためには、Googleアドセンスの審査に通過しなければなりません。

審査の流れ

Googleアドセンスの審査は以下の流れで進行します。

  • Googleアカウントを使用してアドセンスの申請を行います。
  • サイトにアドセンスのコードを設置し、申請を完了させます。コードが正しく設置されていないと申請できないので要注意です。

審査には数日から数週間の期間がかかる場合があります。この間、Googleのスタッフがサイトのコンテンツ、デザイン、ユーザビリティ、ポリシー遵守状況などをチェックします。審査基準は明確にはされていませんが、主にコンテンツの質と量、ユーザーファーストのサイトデザイン、広告の適切な配置が重要視されます。

審査結果はメールで通知されます。不合格の場合でも再審査が可能ですが、再審査の前になぜ審査に通らなかったのかを分析し、必要な改良を行うことが重要です。

審査が通らない理由としては、ポリシーに準拠していない、記事数や質が不十分、有用性の低いコンテンツがあるなどが考えられます。

審査に合格するためには、ユーザーに有益な情報を提供し、ポリシーを遵守することが求められます。また、お問い合わせページやプライバシーポリシーの設置も忘れずに行いましょう。

審査に通らない理由

ポリシーに準拠していない

Googleアドセンスの審査が通らない理由の一つに、サイトがGoogleのポリシーに準拠していないことが挙げられます。

この「ポリシーに準拠していない」とは、コンテンツの質や有用性だけでなく、サイト全体のユーザビリティも含まれます。

特に注意すべき点として、著作権を侵害する内容や違法な情報を含んだ記事は非常に厳しくチェックされます。アドセンスの審査はこのようなポリシーへの違反が見つかった場合、すぐに不合格と判定されることがあります。

記事の量と質が不十分

Googleアドセンスの審査を通過するためには、記事の量と質が非常に重要です。

たとえ内容が専門的であったとしても、記事数が少ない場合や、内容が薄い場合、審査に通らないことがあります。特に、専門性の高い深掘りされた内容が求められるため、記事を書くだけでなく、他のサイトとの差別化を図ることも重要です。

クオリティを高めることが求められるため、一気に記事数を増やそうとするのではなく、一つ一つ丁寧に取り組むことも大切です。

有用性の低いコンテンツ

審査に通らないもう一つの大きな理由は、有用性の低いコンテンツです。

ユーザーにとって有益でない情報や、他のサイトでも簡単に手に入る情報ばかりのサイトは、審査で通過することが難しいです。

Googleは広告主のブランドを守るために、質の高いコンテンツを重視します。そのため、独自性があり、ユーザーが求める情報を提供することが非常に重要です。

コンテンツの質を高めるためには、ターゲットユーザーを意識して記事を書き、それぞれの記事が持つ情報の深さや専門性をしっかりと持たせるようにすることがポイントです。

連絡用のフォームが設定されていない

Googleアドセンスの審査で落ちた理由としてよく見られるのが、連絡用のフォームが設定されていないことです。

信頼性の高いサイトだと感じさせるためには、お問い合わせページの設置が欠かせません。連絡用フォームがないと、ユーザーからの信頼性が低下するだけでなく、審査官にとってもマイナス評価となります。

この一見単純な要素を見逃しては審査に通るのが難しく、再審査の手間も増えます。独自ドメインの取得、お問い合わせページやプライバシーポリシーの設置と合わせて、サイトの信頼性を高めましょう。

実際に試したこと

とにかく記事数を増やす

ブログ開設からGoogleアドセンス合格まで30記事近く投稿しました。

おそらく合格までに書いた記事数としては少ない方で、SNSなどで同じような体験をしている人を探すと100記事でも不合格という方も見受けられます。

記事数だけで判断されているわけではないので「いくつ以上は必須！」という投稿数はないのですが、今回の自分の実体験でいえば30記事前後でも他の要素次第では合格するということがわかりました。

なので記事数が30記事以下の方はもう少し頑張って30記事〜50記事くらいは投稿しておくと良いかもしれません。

記事の見直しと修正

次に行ったのは、「リライト」です。

リライトとは簡単にいうと記事の加筆修正のことです。投稿してから数ヶ月経過観測して、あまり流入が無い記事に対して行います。

主にタイトル、見出し、内容を重要視して加筆修正します。タイトルを少し変えるだけでも検索結果に表示される順位が変動したりするので、時々リライトすることは重要です。

情報量が少ないとGoogleアドセンスの審査に影響するので、そう感じた場合は全体的に加筆してボリュームを持たせましょう。

ユーザーファーストのコンテンツ作成

ユーザー目線でコンテンツを作成することを意識してサイトのデザインから構成を設計し、作成しました。

記事も重要ですが、サイトの構造も重要で、ユーザーがサイト内を回遊しやすいような作りをするためにパンクズリストを構築したり、わかりやすいコンテンツの構成を目指しましょう。

実際、当サイトはWordpressの既存テーマは一切使わずにオリジナルで白紙から作りました。手間はかかりますが独自性といった意味でも効果的かと思うので、技術がある方は自分で作成するか、そうでない方は作成を依頼することも1つの手です。

連絡フォームページを追加

ここまで挙げたことをして不合格が2回ほどありましたが、合格前最後に連絡用のフォームを追加しました。

Googleアドセンスの審査では、お問い合わせページの設置が必要となることが多いです。ただうっかり設置するのを忘れていたので急いで作成して設置し、再申請したところあっさり合格しました。

再審査の手続きと注意点

審査結果から学ぶこと

合格までに2回ほど不合格で再申請をしました。結果的に連絡用フォームの追加で合格しましたが、調べればすぐに連絡用フォームは重要ということに気づけたので、みなさんも事前によく調べてから自分のサイトが申請に向けて準備できているか確認しましょう。

以下に「まず確認しようね！」というリストを載せますので、みなさん参考にしてみてください。

  • 記事数が30以上かどうか
  • 記事の内容は薄くないか、独自性はあるか
  • ユーザーが分かりやすいサイト作りができているか
  • ポリシーや問い合わせフォームは設置済みか

まとめ

  • Googleアドセンスの審査に通らない原因は多岐にわたりますが、その主な理由にはポリシーに準拠していない、記事の量と質が不十分、有用性の低いコンテンツ、連絡用のフォームが設定されていないといった点が挙げられます。これらの中でも特に、質の高いコンテンツを作成することが最も重要です。記事数を増やし、ユーザーファーストの観点でコンテンツを見直し続けることが、アドセンス審査における成功の鍵となります。
  • 審査に落ちた場合でも焦らず再審査の手続きを行い、審査結果から学ぶことで次回の挑戦に活かすことが可能です。問い合わせページなど基本的な構成を整え、Googleが求める基準を満たす準備を怠らないよう心がけましょう。長い期間がかかることもありますが、継続的な努力が最終的な合格に繋がります。

Googleアドセンスの審査に挑む皆さんの参考になれば幸いです。しっかりと準備を行い、無事に審査を通過できるよう頑張りましょう。

わからないことがあったら気軽にXとかで聞いてにゃ！